住宅ローンが払えない体験をしてわかったこと#9 家が大きな足かせになるのです

住宅ローンの怖さ
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思い切って家を手放しなさい

自己破産を考える上で、一番邪魔になるのが「家だけは手放したくない」という思いです。「愛着があるこの家から離れたくない」「この家を出て、また賃貸に住むなんて考えられない」など、この思いがあなたの幸せを邪魔しています。

 

気持ちはわかります。実際僕もそうでしたから。でも、ある時ふと思ったのです。「もうこの家売っちゃおうか」と。

 

自分でも分かっていました。このまま34年間住宅ローンを払い続けるのは無理だと。自分が働いて稼いだお金がほとんど返済に持っていかれるのです。

 

もう嫌だ、と思いました。家を建てれば幸せになれると思っていましたが、ぜんぜん幸せを感じられません。まったく意味がない、僕にとって大きな足かせになっていたのです。

大鉈を振るう(おおなたをふるう)

人生窮地に追い込まれたら、時には大鉈を振るうことも大事です。

 

今の現状から脱出するには自己破産しかないと思いました。別の記事にも書きましたが、ある弁護士の先生に自己破産を勧められました。

 

きっとその先生は同じようなケースをたくさん見てきたのだと思います。だから一番いい方法を提案してくれたのでしょう。

 

任意売却では全額チャラにはなりません。家が売れても借金は残ってしまいます。もう自己破産しかないと思いました。

 

僕らは本格的に弁護士の先生に自己破産について相談しに行きました。そこでいろいろと話をして、自己破産をする決断をして、すべてをその先生にお任せしたのです。

 

弁護士に相談すること自体初めてだったので、その先生の手腕は分かりませんが、見事に免責が下りたので、きっといい先生だったと思います。

 

ちなみに遊びで作った借金は免責が下りないそうです。一生借金を返し続けろと言われるみたいです。裁判所が受ける心象って本当に大事ですね。

 

一日も早い決断が大事

その先生に「もっと早く自己破産をすれば、こんなに苦しまずに済んだのに」と言われました。もともと無理な返済なのだから、無駄な抵抗をしても仕方がなかったのです。

 

僕の場合、役人が来て「看板を下ろせ」と言われた時点で、自己破産を検討するべきだったのです。それを変なプライドや見栄が邪魔をして、そこまで苦しむことになってしまったのです。

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もう一度言いますが、家なんて賃貸でいいんです。住めればいいんです。住めば都です。

 

僕らの場合はそこまでいきませんでしたが、借金に苦しむあまり鬱になったり、最悪の事を考える人も少なくないと思います。

 

重い荷物を捨てて、自由になってください。自由を取り戻してください。僕はそうしました。今は賃貸の古いマンションに住んでいますが、とても幸せです。

賃貸か持ち家か

よくテレビでも話題にあがっていますが、「賃貸か持ち家か」という議論で盛り上がったりしています。これもケースバイケースだと思います。

 

住宅ローンを組んで、家を建てるぐらいなら賃貸に住むべきだと思います。これには僕なりの理由があって、家を建てた場合、その土地(地域)から離れられないというデメリットがあります。

 

ずっとその場所から離れられないということは、すなわち何があっても逃げられないということです。

 

これは僕の実体験ですが、家を建ててしばらくしてから、隣に車の整備工場が引っ越してきたのです。サーキット用の車専門のようで、毎日エンジンの轟音に悩まされました。物凄い騒音でした。鈴鹿サーキットで走っているあの轟音です。

 

その隣に大家さんが住んでいて、クレームを言いに行ったのですが「ウチは貸しているだけなので関係ない」と言われました。

 

何度も警察に通報しましたが、結局効き目がなくて、僕らは借金と騒音と両方に悩まされました。そこが持ち家なので引っ越すことも考えられなかったのです。

 

あとは町内会のゴミ当番が回ってきたり、草刈りに出ろと言われたり、班長の当番が回ってきたりと何かと苦労がありました。今は賃貸なので、そういったことは一切ありません。楽です。

まとめ

家を持つということは何かと目に見えない苦労があります。そういうことも頭に入れておきましょう。

 

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