住宅ローンが払えない体験をしてわかったこと#10 債務整理は焼け石に水なのです

住宅ローンの怖さ
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債務整理は焼け石に水

もちろんこれは人にもよります。自己破産も債務整理ですが、その他に過払い金請求や任意整理などがあります。

また、おまとめローンという言葉も聞いたことがあると思います。

 

借金に苦しんでいた僕は、いろんな方法を見つけてはチャレンジしてました。テレビを観ていて過払い金請求、任意整理という言葉を知り、早速調べて、司法書士さんのところへ出向きました。

 

これは飽くまで僕の場合ですが、そのとき抱えていた支払先の一つ一つを検証していただきまして、金利を計算し直してもらいましたが、ほとんどが法定金利で、請求する側には何の問題もなかったのです。

 

全てを見直した結果、多少支払いが安くなるものがありましたが、数万円安くなったただけで大して変わりなく、生活が楽になることはありませんでした。

 

たとえば毎月40万の支払額が38万になっても…

 

という具合でした。

 

これもダメか…と、かなり落胆したことを覚えています。落胆というよりもショックでしたよ。(笑)

何もかもダメ

テレビのCMで「おまとめローン」を知り、すぐにネットで検索してみましたが、確かシュミレーションの段階でダメでした。

 

相談するまでもなく…、という感じです。なぜダメだったのかはわかりません。

 

本当に落ちるとこまで落ちたときは、負のスパイラルが働いて、何をやってもダメでした。いえ、うまくいっていることもあったのかも知れませんが、なんせ支払額が多すぎて、うまくいっているようには感じないのです。

 

宝くじ? 当たればいいなと思ったけど、買うお金がない、という具合です。

 

ここまで来ると精神的にかなり追い込まれます。冗談抜きで「鬱」寸前までいきますよ。お気を付けを。

追い込まれると冷静な判断ができない

一度、喫茶店から商売替えして、カラオケ喫茶をやったことがありました。なぜそれをやったかというと、僕の両親がカラオケ喫茶をやっていて、かなり儲けていたのです。

 

話しを聞くと、カラオケ喫茶を開業する時に数百万の借金をしたけど、お店はすぐに軌道に乗って、あっという間に借金は返済したということだったのです。

 

僕はそれに賭けてみようと、「今度こそ」という思いで、カラオケ喫茶に挑戦しようと思いました。父にいろいろとアドバイスをもらいながらやってみました。

 

家の作りはもともと喫茶店だったので、さらにカラオケの機械を置くだけで済んだのです。幸いなことにウチの周りはど田舎で、周りに民家がなく、騒音問題もクリアできました。

 

結果はどうかというと、「ブー」でした。ちょこちょこお客さんは来ましたが、流行るというとこまでは程遠い感じでした。カラオケ機械購入のローンが加算されただけでした。

 

カラオケ喫茶というのは、どちらかというとお年寄りが集まるお店なので、店主もそれなりに高齢でないと流行らないそうです。なので、両親がやったのはうまくいったのですが、僕がやってもダメみたいでした。当時僕は40代でしたから。

 

まあ、ダメだった理由はそれだけではないと思いますが。

 

そんなことは少し考えればわかることですが、きっと僕は追い込まれていて冷静な判断ができなかったのだと思います。藁をもつかむ思いが判断を鈍らせていたのだと思います。

住宅ローンさえなければ…

住宅ローンを組むには、それなりの覚悟が必要です。

 

他のローンとは違います。僕の場合は34年ローンでしたが、20年とか30年とか、かなり長い支払いになるのです。

 

新居に住み始めた時はテンションが上がりますが、2年、3年と経っていくうちに、当初の感動はなくなり、普通の日常になってきます。

 

そうなると毎月の支払いだけが重くのしかかってきます。たとえリストラされなくても、多額の支払いは心にのしかかってくるのです。

 

そのうち考えるのは「住宅ローンさえなければ、どんなに楽か…」ということです。それは後の祭りです。

まとめ

住宅ローンを完済した人がどれだけいるのでしょうか? 僕はそれが気になりますし、すごい人だなと尊敬します。

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