住宅ローンが払えない体験をしてわかったこと#12 果てしなく続く惨めな思い

住宅ローンの怖さ
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味わう屈辱感

僕は40代でアルバイトをする羽目に遭いました。

 

やりたくもないクリーニング工場で働いたり、建築現場で埃まみれになりながら墨出しの仕事をしたりしていました。

 

なんだか二十歳の頃に戻ったようでした。あの頃はバイトに明け暮れる毎日でした。それこそ建築現場で何でも屋のような仕事をしていました。

 

そのときはまだ自分は若かったので、屈辱感を味わうことなどなかったのですが、一度職場の長を経験してからの、そういったアルバイトはキツイし、本当に屈辱的でした。

 

こんなはずじゃなかったという思いが日増しに現れ、「何やってんだろう俺は」という思いが入り混じってくるのです。

 

そしてそのバイトの休憩時間でも、僕はジュース一本買うことができませんでした。仲間のみんなは当たり前のように自販機でジュースを買い、飲みながら談笑していました。僕はそれを横目で見ながら話しに加わっていました。

 

本当に惨めな思いをしていました。一応お金は持っていましたが、ジュース一本買うのにも悩んでしまうのです。無駄遣いは極力やめようと。

 

住宅ローンはそれほど大きなモンスターだったのです

 

欲しいものなど買えません。たかだか1000円程度の書籍でも買えないのです。恐ろしく貧乏な生活が待っていました。

 

全てはあの時「夢を見たこと」から始まったのです。

 

僕は5年で自己破産をして、ようやく長いトンネルから抜け出すことができましたが、こんな思いはするべきではありません。若い頃ならまだしも、40を過ぎてから、こんな思いをしても、何の役にも立ちません。

 

もちろん妻にも同じ思いをさせていたのです。

 

住宅ローンは長いトンネルです。数十年払い続けなければならないのです。その間、今以上の収入を維持しなければならないし、退職もリストラも許されません。もちろん働きすぎて体を壊すことも。

 

ただ黙々と働くだけです。いろんなことを我慢して、ほぼ楽しみなどはありません。こんな生き方をしたいですか?

まとめ

住宅ローンに甘えは一切許されません。完済するまで付きまとうストーカーと同じです。そして誰も助けてくれません。

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