住宅ローンが払えない体験をしてわかったこと#16 苦しまぎれにやってしまいがちなこと

住宅ローンの怖さ
jaydeep_ / Pixabay

 

借金を返すために…

月々の多額の返済をするために、銀行のキャッシュコーナーで新たに○○ファイナンスからキャッシングをして返済に回す。

 

つまり借金をして借金を返す。

 

○○ファイナンスのローン限度額までお金を借りられることをいいことに、ついつい苦肉の策で借りてしまいます。

 

銀行の機械にカードを入れて、ボタンを操作すれば簡単に希望額のお金が出てきます。本当に簡単に。

 

そのときにどんどんアリ地獄にハマっていることを自覚しながら、お金を引き出す気持ちは半端なく辛いです。

 

「こんなことをしていていいのか?」と自問自答しても、そうするしかありません。だって返済しなかったら家は差し押さえられるのですから。

 

妻を路頭に迷わせたくないし、家は失いたくない、自己破産をすることは恥だ、そんな気持ちが強くあって、ついつい借金をしまくっていました。

 

今思うと、そんなことを言っている場合ではなかったのです。4500万の借金なんてとても手に負えるものではなかったのです。自分でもそれはわかっていて、未練がましく「家」に執着して、藁をもすがる思いで、そんなことを繰り返していました。

 

もちろんそれだって30年も続けられるわけはありません。自分の店が将来的に繁盛する見込みもありません。可能性はほとんど0だったのに…。

 

お店のチラシの折り込み広告を新聞に入れるために、50万借りて印刷会社にチラシ作りを頼んだことがありました。これが最後の望みだと言わんばかりに。

 

結果はあっけなく不発に終わりました。もうこの辺りまでくると、感覚は完全にマヒしています。借金をすることが怖いんだけど、怖くない、みたいな。

 

住宅ローンを組むときに銀行側の説明の段階で、「自己破産をしたときは…」という説明をしてくれたと思いますが、そんな話は聞いていませんでした。

 

自己破産なんかするはずがない、そんな話は聞く必要がない、と思って聞いていませんでした。笑っちゃいますよね。

 

もともと僕は4500万も借り入れをして、それを返しきる能力なんて無かったのです。思い上がりもいいとこでした。

 

これから住宅ローンを組んで家を建てようとしている皆さんに言いたいです。もし今働いている会社が潰れたら、リストラされたら、仕事を突然失ったら、ということを想定して考えてくださいね。

 

こっちの会社が潰れても、こっちからの収入があるから大丈夫。みたいなものを掴んでから検討した方がいいと思います。

まとめ

何度も言っていますが、「家は幸せになるために建てるものです」決して借金地獄に苦しむために建てるものではありません。

コメント