住宅ローンが払えない体験をしてわかったこと#2 土地探し、家づくり…有頂天だった日々

住宅ローンの怖さ
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住宅ローンを組む時の心理

当時、僕には妻の他に付き合っている女性がいました。

はやく言えば不倫をしていたということです。(遅く言ってもそうですが。笑)

 

妻との婚姻生活のラスト一年は、家を出て、その女性と同棲していたのです。

それが現在の妻ですが、二人でいろいろとお店の出店について話し合い、前にも書きましたが、

店舗を借りると家賃が出るし、住んでいる借家の家賃も払わないといけないので、二重に家賃を払うことになる。

 

だったら、家を建てて、一階をお店にすれば、「住宅ローンの月々の返済だけで済むから、その方がずっと安く済むじゃん」ということで、話がまとまりました。

 

そして、これもよくある考え方ですが、家賃を払うのも、月々のローンを払っていくのも同じじゃん。ローン返済後に家は自分たちのものになるんだから、住宅ローンの方が絶対得じゃん。

 

ということになりました。

 

借金地獄に陥る典型ですよね。

 

みなさん覚えておいてください。家賃と、住宅ローンの月々の返済とはまったく違います。たとえ同じ金額だったとしても、この二つはまったく異質なものです。

家賃と月々の返済とは違う

話がいろいろと前後しますが、僕が一番言いたいことはこのことです。

 

賃貸の家賃と月々の返済とはまったく違います。つまりこういうことです。

 

たとえば今住んでいるアパートの家賃が高いと思ったら、安い家賃の所に引っ越すことができます

しかし住宅ローンの月々の返済は安くはなりません。(変動金利ということもありますが、その話はまたあとで)

 

高額家賃 → 逃げられる
住宅ローン → 逃げられない

こういう図式です。

 

土地探し

僕たちは借金地獄に陥るとも知らずに、馬鹿みたいにはしゃぎまわって土地探しから始めました。

このときは夢を追うことしか考えていませんでした。

 

不動産屋に出向いて、僕らの考えをスタッフに話して、いろいろと土地を紹介してもらいました。

もちろん家と土地を買うつもりだったので、できるだけ安い土地をと思っていました。

 

単純計算で家が2000万、土地が2000万という感じです。もし土地代が3000万とか、

それ以上だったら家は建てられないと思っていました。住宅ローンで借りられるのは約4000万だと思っていたので。

 

最終的には4500万になりました。これはお店を始めるのに資金が必要だと思ったから、

その分も借りることになったのです。

開業資金までは銀行では認めてくれないと思ったのですが、なぜか認めてもらえたのです。

 

どんどんアリ地獄にはまっている感じですよね。

そして二人が気に入って、見つけた土地は少し奥まった田舎の土地でした。

明らかに商売には向いていない土地だったのです。

これには理由があって、僕らのやろうと思っていた職種は周りに住宅が少ない方がよかったことと、住むには静かでよかったのと、金額的にそこしか買えなかったということです。

 

この時の反省ですが、商売は何よりも立地を考えるべきでした。「そこしかなかった…」という時点で、夢を諦めるか、納得がいくまで土地を探すかすればよかったのです。

ここが分かれ道でした。

そして家づくり

土地の次は家づくりです。

 

実際には土地探しと家づくりの話、そして銀行からの融資はほとんど同時進行でした。

 

家は一階をお店の作りにしないといけなかったので、よく聞くセキスイとかではダメで、

住宅を建てる会社では家の形は決まっており、一階をお店にして欲しいという要望には対応してもらえません。

 

そういう希望を聞いてもらえる会社を自分たちで探しました。

この辺りは難なく見つかったので、希望を話して見積もりを出してもらいました。

 

なんとか希望の予算内で話が決まり、いろんな書類を作成したのは面倒でしたが、

順調に進んでいったと思います。いろいろと時間がかかりましたが、やっぱり一年ぐらいの時間は必要でした。

 

あとは家が建つのを待つばかりの状態となり、僕らは楽しみで仕方がありませんでした。

まさしく有頂天だったのです。

 

家を建てるときというのは、いろんな夢が広がって楽しみですよね。それを打合せする段階も楽しいと思います。しかし夢を叶えるにはそれを引き換えにするリスクがあるということをお忘れなく!

本当にそうです。僕らは楽しいことしか考えていませんでした。まさに支払いの方はなんとかなる、と気楽に考えていたのです。

他の事ならともかく、お金のことは「何とかなる」というのはウソだと思った方がいいですよ。絶対になんともなりません。

まとめ

お金一つで人生が変わってしまうこともあります。借入が絶対NGとは言いませんが、自分の身の丈にあった、返せる範囲の借り入れに留めておきましょう。

条件さえクリアできれば、住宅ローンは簡単に組めます。すなわち家は簡単に手に入りますが、その先、安定の保証はどこにもありません。

 

 

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