住宅ローンが払えない体験をしてわかったこと#3 変動金利の落とし穴

住宅ローンの怖さ
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変動金利と固定金利

銀行で融資の打合せをしているときに、「変動金利と固定金利どちらにしますか?」と聞かれました。

 

僕は初めて聞く言葉だったので、担当の行員に尋ねました。ここはもうみなさんもご存じの通りです。簡単に言えば、変動金利は半年ごとに金利が上がったり下がったりして、その分月々の返済額も高くなったり安くなったりします。

固定金利はずっとそのままの金額で、返済額は変わりません。

 

どちらもメリットとデメリットがあるようで、ここは自分の判断によるものだ、と言われました。僕はその場で考えました。ずっと同じ金額を払うよりも、安くなる時期があるのなら、そっちの方が断然得だと

 

高くなることもあるだろうけど、それはそれでなんとかなる。と思ってしまったのです。

 

そして僕の出した結論は変動金利でした。またまたこれが間違いだったのです。僕は間違った選択ばかりしていました。

すぐに始まる返済

住宅ローンは難なく許可が下りて、家を持つのに何の障害もなくなりました。安心して家づくりの打合せができます。

建築の業者さんにもその旨お伝えして、契約書を交わしました。そして細かいことを煮詰めていき、打合せも順調にいったのです。

 

ここでも初めてのことばかりで、例えば建築許可が下りるのに、三か月もかかりました。この三か月は本当に長く感じました。結果的には三か月後にめでたく建築許可は下りましたが。

 

でも、ローンの返済はもう始まってしまったのです。まだ家づくりのいろんな打合せをしている段階なのに、ですよ。

 

そうです。月々の返済は融資の許可が下りて、正式契約してから1、2か月後からもう始まるのです。これには僕も驚いたし、ビビりました。(もちろん事前に説明は受けていました)

 

最初の返済額は13万でした。細かい端数までは覚えていませんが、13万円台だったと思います。住宅ローンの返済で13万というのが高いか安いかはよくわかりません。

 

通帳を記帳したらすでに引き落とされていました。もちろんこのことは銀行さんからは聞いていました。でも実際に引き落とされているのを目の当たりにすると、少し怖くなったのを覚えています。「ついに来たか」という感じです。

 

まだ家づくりの着工もしていないのに、もう月々の返済は始まっていったのです。しかしこれは銀行側からすれば普通のことで、当たり前のことなのです。決して銀行側に悪意があるわけではありません。

高いままの変動金利

さてタイトルで「落とし穴」と書きましたが、その話を今からします。

 

最初は13万円台だった金利が、半年後には16万円台になりました。僕は「え!」と思いました。妻と二人でビビりまくりました。

 

そのころには家は出来上がって、僕らはもう住み始めていました。新居に住んで幸せいっぱいでした。そんなときに与えられた恐怖の鉄槌のようでした。

 

変動金利なので上がることは当然あります。僕は「そういう契約だから仕方がない」とすぐに納得しましたが、やはり3万円も上がるとさすがに痛いです。(ただでさえ痛いのに)

 

しかし、返済額が16万円台から下がることはありませんでした。結果的にはその家に5年住んでいました。つまり自己破産をするまでに5年ということですが、その間、16万だったり17万だったりしました。

 

落とし穴というのはここからです。確かに上がったり下がったりしましたが、それは最初の13万よりも高い金額で上がり下がりをしていただけで、たとえば、12万円になったり、11万円になったりすることはなかったのです。

 

こんなイメージです。

確かに上がり下がりしていますよね。変動金利の定義は間違っていません。(笑)

ただし上の方で。

 

僕は最初の13万を基準に上がり下がりをすると思い込んでいたのです。よく考えてみると未来のことなので、金利なんてどうなるかは誰にもわかりません。銀行員も13万より下がるなんて一言も言いませんでした。

 

僕が勝手に自分の都合のいいように勘違いをしていただけなのです。もちろんこれは飽くまでも僕の場合で、ただ運が悪かっただけかも知れません。

 

しかし僕がそうなったということは、誰でもそうなる可能性があるということです。

 

もし僕がオススメするなら、固定金利をオススメします。その方が先行きの計算が立つし、展望が見やすいと思うからです。

 

いつか上がるかも知れないと思ってヒヤヒヤしているよりも余程マシです。

 

変動金利の場合、上がると思っていた方がいいと思います。下がって得するなんていう考えは持ってはいけません。

変動金利と固定金利はそれぞれメリットとデメリットがあります。状況は個々で違いますので、十分に検討して、自分に合った方を選ぶべきだと思います。

何度も言いますが、ここに書いたことは僕の場合です。すべての人に当てはまるとは限りません。

家というのは決して安くはない買い物です。ローンを組めばリスクがあることを十分に認識しましょう。

まとめ

変動金利か固定金利かは、その場で決めないで、夫婦の場合はよく話し合って決めましょう。また人に相談するのもいいと思います。銀行は決して急かすようなことはしません。

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