ペットサロン開業の手続きと開業した結果!

ボク流ペット論
Fran__ / Pixabay

(この記事は2020年1月17日に更新しています)

元ペットサロンオーナーの七転び八起きngです。

さて僕は以前、犬が好きすぎて、ペットサロンを開業したことがあります。

ペットサロン開業するまでの道のりや、手続きから、実際に営業してみてどうだったか?

そのあたりの話をしてみたいと思います。

まずはトリミング専門学校へ!

いろいろ話す前に、ペットサロン開業までの道のりを簡単に解説したいと思います。

ペットサロンというと主に犬好きの人が多いと思います。なぜかというと、猫はあまり取り扱うことがないからです。

体の毛をカットしてデザインするとなると、プードルなどの長毛種が多いのです。猫でも長毛種はありますが、猫と犬とでは毛質が違います。

さて、これを読んでいるあなたがこれからペットサロンを開業するとします。

まずは技術を習得するために、トリミングの専門学校へ行かなければなりません。トリマーは国家資格ではないので、専門学校へ行かなかくても開業はできますが、何も知らない状態ではやはり無理があります。

トリマー専門学校で検索すると、今では多くの専門学校が出てきます。それぞれの学校に特徴があるので、自分に合った専門学校を見つけることが大事だと思います。

ちなみに僕は地元の専門学校へ通いました。約一年間通って、いろんな犬に触ることができました。様々な犬種に触れるということはとても重要です。

そして最終の卒業試験になんとか合格することができ、認定証をもらうことができたのです。

試験内容は学科試験と技術試験です。これは恐らくほとんどの学校がそうだと思います。

トリマーと言えば、もちろん技術も必要ですが、ある程度の医学的な知識も必要になってきます。僕なんかは犬を飼っていたので、動物病院に行ったついでに獣医さんにいろんな質問をして勉強していました。(笑)

トリマーになるのなら、ご自身でも犬を飼っていた方が断然成長が早いと思います。できればトイプードルが一番オススメですが、他の犬種でももちろん練習台になります。

ペットサロンを開業するには?

開業する前に!

さて、トリマー試験に無事合格したら、いきなり開業するのではなくて、やはりどこかのペットサロンに就職して、実践を積んだ方がいいと思います。

卒業試験に合格したことなんて、ただスタートラインに着いただけのことです。勉強はこれからです。

お店に就職すると何がいいのかというと、技術向上もそうですが、経営についての勉強ができるのです。何も知らない状態で、技術だけで開業すると、取引業者とか、いろんな備品などの流通が分からないので困る事が多くあると思います。

またスタッフを雇う際にも、一日に何頭の犬をこなせるかで、スタッフの数も変わってくるので、そのあたりの把握もしなければなりません。

僕はここで失敗しました。開業する時にスタッフは必要だろうと思って、学校卒業したばかりのトリマーを一人雇ってしまったのです。

ところがいざお店を開業してみると、あまりお客さんが来なくて、僕一人で十分な状態でした。

開業時には多くのお客さんが来ることはないと思うので、最初は自分一人でいいと思います。たくさんのお客さんが来るようになってから、スタッフを増やすかどうかを検討しても遅くはないと思います。

・取引業社の把握
・備品などの流通の把握
・一日、何頭ぐらい犬を扱うのか。
・その他のこと
また個人営業にするのか会社形式にするのかも考えなければなりません。
僕もそうでしたが、多くの人は個人営業になると思います。会社形式でも、まずは個人営業から始めていって、経営が波に乗ってから会社形式にするとよいと思います。
必要な手続き
・税務署への個人授業主開業届
・動物取扱責任者になる
・動物取扱業の申請
都道府県や自治体によっても若干異なりますので、確認する方がよいと思います。
また、上記のような開業に関することなどは、トリミング学校でも教えてくれると思いますので、卒業と同時に訊いてみるのもいいと思います。
開業届を出すということは、当然確定申告も必要になってきます。覚えておきましょう。

開業資金は?

ペットサロン開業にはいったいどれぐらいのお金が必要なの?

ということは気になると思います。

これは形態にもよります。しっかりと路面店としてお店を出すなら、家賃、改装費用、備品などで数百万かかってしまうと思います。

また自宅でこじんまりやりたいという人もいるでしょう。その方が費用は抑えられます。少ない予算で開業できると思います。ハッキリ言って、犬を洗って、カットするだけなら六畳一間でもできます。

ですから、どのようなお店作りにするのかで、自分で予算を算出する必要があります。

さて実際の経営状態はどうだったのでしょうか?

はっきり申し上げて、食べてはいけません。(笑)

夢を見て、トリミングスクールに通って、開業したのはいいのですが、あまりお客さんは来ませんでした。

これは僕がお店を出した場所が悪かったせいもあると思います。おそらく僕の場合は失敗例といった方がいいでしょう。

こういう話はよく「成功した人の話を聞いた方がいい」と言いますが、失敗例を聞いておくのも勉強になると思います。

まず僕がお店を出した地域は、ハッキリ言って田舎でした。犬を飼っている家は多くあったのですが、田舎にいる人の気質として、犬を洗うという習慣がないのです。

犬なんか犬小屋に繋いでおいて、朝晩ご飯をあげて、散歩に連れていけばいい、という高齢の方が多く、ウチの犬はペットサロンに出すような立派な犬じゃない、という考え方でした。

いくらチラシをポスティングしてアピールしても、高齢の方ではまったく意味がありません。

新興住宅地にももちろんチラシを配布しましたが、結果はイマイチでした。もちろんプードルやビションフリーゼなどを飼っているお宅は、ウチを利用してくれましたが、生活していけるほど多くのお客さんは来ませんでした。

これが現実です。(夢を壊すようですいません)

僕は専門学校を卒業して、どこの店にも就職せずに、いきなり自分で開業したので、実際にお店で一日何頭ぐらいの犬が来るのかを知らないで、開業してしまったのです。

これが大失敗の始まりでした。

ペットサロンを開業するならどんな場所にお店を出すか、というのは非常に重要です。しっかりとリサーチをしてから出すようにした方がいいと思います。

もちろん繁盛店もあります。そういったお店は駅前とか、いい場所にお店を出しています。

僕のようにどこのお店にも就職(修行)せずにお店を出すと、ほぼ失敗します。

たとえば、女性の方で、旦那さんの収入があって、奥さんが自分のお小遣い稼ぎに、片手間でやる分にはアリだと思います。

トリミングなんて、ぶっちゃけシャンプーしてカットするだけなので、六畳ぐらいの狭いスペースがあれば出来てしまう商売なのです。

まとめ

学校で身に着けた技術も大切ですが、やはりその人が持っているセンスも必要になってきます。そのことも認識しておきましょう。

やはりどこかのお店で雇ってもらって、諸先輩方の話を聞くのも大切だと思います。

コメント