住宅ローンが払えない体験をしてわかったこと#5 雪だるま式に増える

住宅ローンの怖さ
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毎月の支払いは雪だるま式に増えるのです

このブログを読んでいると暗い気持ちになる、と言われそうですが。(笑)

 

希望のお店が出来なくなったので、僕らは商売替えをして喫茶店を開業することになりました。

 

なぜ喫茶店かというと、この土地で出来る職種を行政書士の先生がいくつか提案してくれました。いろいろとありましたが、喫茶店が一番できそうだったので、それにしたという安易な発想です。

 

たまたまお店の作りが、テーブル席があって、喫茶店でもいけそうだったので、ということでそれにしました。安易だとは思いましたが、もうそれしかなかったのです。

 

そして、商売替えをするのですから、いろんなものを揃えるのにまた資金が必要になりました。また保健所の許可も必要です。

 

一番お金がかかったのが冷蔵庫でした。中の温度が外からわかるものでなければならないということでした。家電量販店へ行って、いろんな冷蔵庫を見ました。中の温度が表示される冷蔵庫などもありましたが、結構高額でした。

 

でも、それを買う現金がありませんでした。そして出した結論が業務用の冷蔵庫を買う、ということでした。名目上はリース料ということでしたが、それは科目上のことで、実際には購入してのローン返済ということでした。

 

その冷蔵庫は200万ほどでした。

 

なぜ家庭用の冷蔵庫をやめて、業務用にしたかというと、家電量販店で冷蔵庫を買うと、その場で現金を払わないといけません。業務用なら、月々の返済なので翌月からの支払いとなり、すぐに現金がなくても、物は設置できます。

 

そうです。多重債務です。月々の支払いは住宅ローンの他に冷蔵庫の分も増えました。これがアリ地獄であり、雪だるま式に増えていったということです。

 

しかしこんなのはほんの序章でしかありませんでした。

もがく日々

一通り準備をして、お店はなんとか喫茶店のような形にすることができました。

 

しかし、急にお客さんがたくさん来るはずもありません。ど素人の僕らが、形だけ喫茶店をやったって、商売などうまくいく道理はなかったのです。ノウハウなどないのですから。

 

もともとその土地は、僕が希望する仕事をするために選んだ土地だったわけで、喫茶店をやるために選んだ土地ではなかったのです。

 

もちろん僕は他に仕事をしていました(喫茶店は妻に任せて)。喫茶店の収入なんてほぼ無いに等しいのですから。それでも毎月の支払いの日はやってきます。

 

そのお金がなくて、○○ファイナンスから借り入れをして、ローン返済をしていることも少なくありませんでした。借金をして借金を返す、というやつです。

 

働いても働いても微々たる収入なので、とても返済には追い付きません。不安は募るばかりでした。月の返済額は40万近くありました。

容赦なく必要になる経費

 

たぶんみなさんも経験あると思いますが、特に主婦のみなさん。

 

家計が苦しいのに、電化製品が壊れて、新しいものを買う必要があるとか、急な出費とかありませんか?

 

それが今度は妻の車でした。軽自動車でしがたが、もう古くてブレーキの利きが悪くなり、購入を余儀なくされたのです。

 

いくら貧乏でも車は必要ですよね。特に田舎でしたし、買い物をするのに車は必要不可欠でした。僕は僕で仕事に行きますから、結局車は二台必要でした。

 

そしてまたローンで購入です。もうここまでくると笑うしかありません。

 

まさに泣きっ面に蜂ですね。

この頃になると、毎月の支払合計がいくらになるのか計算するのも怖かったです。

それに支払いはローンだけではありませんからね。健康保険料や年金、市民税などもあります。

まとめ

建てた家がなんのための家なのかわからなくなります。幸せのために建てた家なのに、まったく幸せを感じられなくなりました。

ここに書いたのは僕らのケースですが、実際には住宅ローンを組んだことが足かせになり、人生が思わぬ方向へ行くことは誰にでもあると思います。

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